基本は軍人将棋。2011/01製作開始

７歳の息子と遊べる新しい軍人将棋の開発、というテーマで息子と一緒にヒマさえあれば一緒にアイデアを出し合いながら作ってきました。

ルールを見てもらって感じをつかんでもらえれば幸いです。

【遊び方】２～３人用（３人で遊ぶ時は１人が審判です。）それぞれ自分の色を決めます。

はじめに『砂嵐（すなあらし）』コマを各プレイヤーが表にして４枚づつ自陣地の好きな場所に配置（オアシスを除く。）一度セットした場所からはプレイ終了まで動かせません。※必ず４枚ともセットします。（モグラ塚や水辺、援軍入口にも置けます。）

次に、自陣地に相手にわからないように好きな配置でコマを伏せて置きます。『毒蛇穴』『落とし穴』は「オアシスに置けます」が「水晶橋の入口に置けません。」「動けません。」「援軍で使えません」最初にボード上におけるコマの数はそれぞれ３１個づつです。（砂嵐・モグラ塚・水辺・オアシス・援軍入口にもひとつづつ置きます。）

ボードに入りきらないコマは「援軍（えんぐん）」です。自陣地の「援軍入口」が空き次第いつでも投入することができます。コマは全部で３７コあります。自分の駒をいつのぞいて確認してもかまいません。

【勝利条件】早く相手のオアシスを占領した方が勝ちです。残りのコマの多さは関係ありません。

【捕虜（ほりょ）解放チケット】１ゲーム１回使用可能。開始時に使わないことを決めてもかまいません。

【コマが激突する場合】（審判がいる場合は審判がチェック。）「コマの勝負表」を見て負けたコマは取り除き相手の捕虜とします。勝ったコマはまた伏せて置きます。「コマの勝負表」で『VS』のコマ同士はサイコロやジャンケンなどで勝敗を決めます（双方盤から除くルールも可）。他の同じ強さのコマは双方盤から除きます。

【オアシスを占領できないコマ】『ワシ』は「オアシスに入れますが占領できません。」『ツェツェバエ』は「オアシスに入れません。」

【コマの動かし方】以下のコマ以外は前後左右に１マスづつ動けます。

１、『原住民』『オオカミ』は「（マスが空いていれば）一度にたて、横にいくらでも動けます。」

２、『クマ・パンダ』と『シマウマ・オカピ』は「一度に前に２マス」「後か左右に１マス」動けます。

３、『ワシ』は「どこからでも敵陣地に入れ」「前後方向にいくらでも」「横には１マス」動けます。「敵味方関係なく飛び越せます。」※オアシスに入れますが占領できませんのでいきなり入っても勝ちになりません。

４、『トムソンガゼル』は前後左右方向の「（隣に敵や味方がいても）２マス先のマスにジャンプできます。」

５、『モグラ』『プレーリードッグ』は基本的に前後左右1歩づつ移動ですが、「モグラ塚に入った時はボード上の空いているどのモグラ塚にも移動できます。」

【コマの能力】

・『ツェツェバエ』は「相手を眠らせてその場に留めます。」相手のコマの上に重ねておきます。「『ツェツェバエ』同士では互いに負けます。」「砂嵐の中では最弱になります」「ワシに負けます。」

「ツェツェバエが自分から移動した時と相手の攻撃を受けるまで動けません。」「相手によりツェツェバエの乗ったコマが攻撃された時は勝っても負けてもツェツェバエはボードから取り除かれ敵軍に渡されます。」

・『大蛇』『ツェツェバエ』には「毒蛇穴」や「落とし穴」は効果がありません。「穴の上に乗って通り過ぎていくことができます。」

・『キツネ』は「すぐ後の自軍のコマと同じ力になります。」後にコマがない場合は最弱です。

・『カメレオン』は「すぐ前の自軍のコマと同じ力になります。」前にコマがない場合は最弱です。

【場の力】

・『砂嵐（すなあらし）』に入ると強さが逆転します。もし『カメレオン』や『キツネ』の前後に『砂嵐』があっても『砂嵐』の影響は受けません。逆に『カメレオン』や『キツネ』が『砂嵐』にいる場合、前後のコマの影響を受けます。『キツネ』の後ろに『カメレオン』がいる場合、互いに常に最弱です。

・『濁流（だくりゅう）』に入れるのは『ワニ』『大蛇』『カバ』『水牛』です。（これらのコマは水晶橋でも移動可）

・『毒蛇穴』は踏まれてもボードから除かれません。伏せてまた置いておきます。

・『落とし穴』は一回休みになるので相手が２回連続ターンになります。踏まれた落とし穴は除かれます。

・『水辺』では『ワニ』『大蛇』がクマ（パンダ）と同じ力になります。（水辺にも『砂嵐』を置けます）。