川奈でカサゴ狙い
伊東で楽しく一泊し、翌日朝から川奈でボガンとカサゴを釣らんとす
今この文を書いてるのは9/28日なんですが、どうもいつものように天気に恵まれない予感・・・
にごりが入ってカサゴが気持ちよく釣れた記憶もないんだけど、その時は温泉旅行に来たつもりで楽しくやろうと思っております
●ボート釣り編●
AM6:30 川奈観光ボート着
波が結構激しい感じだがなんとか釣りにはなりそう。
かねてから狙っていたテトラ帯に向かう
風もわりと強く、波と相まってなかなかボートが進まない。
道中Iチノヘさんが船酔いでダウン。ポイントに着く前にすでに釣りにならない様子。
ボクは意地汚くもせっかく来たので1匹でも釣ろうとサバエサを適当に投げ込む。
するとたちまち本日最大の25センチオーバーのカサゴがヒット!
その後、数投する度にアタリがあり、なんだかとっても釣れそうな予感。水も思ったほどにごっていない。むしろ透明に近い。
ここでIチノヘさんが完全ダウンのため一度岸に戻って自分ひとりで2家族分を釣る作戦に変更。次のポイントはテトラ帯かゴロタ浜の沖かで迷ったが、先ほど実績のあったテトラ帯に決めた。
Iチノヘさんには回復次第連絡をくれるように依頼しておいた。
再びポイントに戻り、釣り再開・・
・・・・・あれ、さっきのよにすぐにアタリがあるかと思っていたが全然当たらない・・ 微妙にポイントがずれてるのかな?それとも時合いが過ぎてしまったのか?
竿を4本出し、遠近左右とそれぞれに投げ込んで様子を見るも活きハゼもサバもちっともアタリが出ない。もう少しテトラよりに投げた方よかったかも。
アンカーロープを伸ばしてテトラに近づいてみたが結果変らず。
試しに甘エビを投入するとすぐにでかいササノハベラがかかる
これは食べよう♪
それにしても波がいつまでも高い
・・・時間もいつの間にか9時を回ってる・・・・
これ以上ねばっても仕方がないので、ボートは引き上げて今度は岸から釣ろう
時間的にIチノヘさんも復活してヒマを持て余してるかも知れない。
アンカーを回収しようとすると波と共に水がボートに入り込んでくる。
なるほど、アンカー回収のためにボートの前方に行くと先ほどと違って船尾にIチノヘさんの重さがないので舳先が下がって水が入りやすいのだと理解した。
そこで多少下がった位置で舳先でなく、舳先の少し横からアンカーを引き上げるとうまくできた
一人だから軽く戻れると思ったが、波頭が崩れるような波が混ざっているので慎重に漕がざると得ない・・・・・・・・くたびれるなぁ・・
●岸釣り編●
さて、陸に戻ってみるとIチノヘさんが爆睡中。
起こしてみると「もう大丈夫」とのこと。
そこで近くのゴロタ浜に移動。
AM10:30 実釣開始
現場に着いてみると波がけっこうな勢いで浜に打ち寄せている。普段ほとんどこういった場所で釣らないので正直ポイントが絞りづらい
ただ、浜全体を見渡してみると、波打ち際に簡単に人が登れそうな岩があり、そこからなら波を避けつつ釣りが成立しそうに見えた
で、その岩の上でIチノヘさんがバンバン釣りはじめた。
投げる→糸フケをとる→アタリをきく→すぐアタリが出る!か根がかる!のコンボでどんどん結果がでる!
あ、仕掛けを一人で作れるようになり、魚も自分ではずし、しかも釣ったそばから血抜きまでできるようになってる!
え、以前教えた「完全結び」もマスターしたと言う・・
釣れる、ってことが初心者を釣り人に成長させるんだなぁ、と感心した。
ってういか感心してる場合じゃない。ぼくも1匹じゃ満足できない。
いつのまにか花曇りになり気温は非常に快適な状態。空もきれいで海も美しい。釣りだけじゃなくこういう状況も釣りの一部として記憶にとどめておきたい。
実はボクはこの時点まで根がかりを避けてあちこちに移動しながら穴釣り的な方法をしていたがアタリがなく、根がかり連発。この辺の足元はすでに釣り尽くされていたのかも?
そこでIチノヘさんの釣りの様子を観察する。
ハリスの長さ。着水点。アタリの聞き方。エサのつけ方・・・・・・
・・・・・・なるほど理解した。
なまじ知識先行のボクなんかより、余計な知識がない分根がかりを恐れず思い切った仕掛けで釣っていたことが功を奏したようだ。
試しに同じ釣り座で同じように釣らせてもらうとすぐにヒット!
その方向、あるいはその距離に”カサゴ溜まりポイント”みたいなものがあるらしい。根も多いがアタリも多い!時にとんでもない引きも混じったが、これらは残念ながらバアしてしまった。
□結果□
Iチノヘさん_カサゴ7匹・ササノハベラ(大)1匹
シーク者 _カサゴ5匹・ササノハベラ(大)1匹
【振り返って】
ボート釣りのつもりだったので玉オモリばかりで根がかりが多く、ラインも細いものだったので本来取れるはずの魚もけっこうバラした。
岸釣りの根がかり対策を研究して、魚に優しく、アタった分はなんとか上げられるようにしたいと思った。
それにしても岸からこんなに釣れる場所がまだ残っていたとは・・
またすぐに行きたい!
【備忘】
・PEの1号程度のラインをダイレクトに仕掛けに結ぶと細すぎて切れる
・4号~5号くらいのライン(ホンテロン等)をリーダーにつけるとPEと違ってそのその張りで多少根がかり防止に役立つかも
・小さな玉ウキかシモリ玉をホンテロンとラインの結びめのところにつけるとさらに根がかり防止に役立つかも
・あるいは「ROCK」を工夫するか。ただしエサを岩の下にダイレクトに届けるにはハリの近くにガン玉を打つ必要があるかもしれない
・オモリについては玉オモリよりもブラー式の方が根がかり対策になるが、コストがかさむので小型の玉オモリを連結し、現地でハンマーなどで叩いて平たくするのもひとつの方法かと思う
もちろんナツメ型オモリを叩いてもよい
・ハリはネムリの入ったアイナメやムツ針の12~15号
あるいは再利用を考えないならバス釣りようの根がかりガード付きのワームフック
・根がかり連発してる時で、1回の釣りで一人20本程度の仕掛けは欲しいところ